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Review@BOUNCE

TOWER RECORDSが発行しているフリーペーパー音楽誌「BOUNCE」にて、編集長の出嶌さんがHisomi-TNP "シュルデイズ"について熱すぎるレヴューを書いて頂いているので紹介します!

「Q-ILL“RHYME WIRE”などへの客演で名を馳せ、坂本龍一が推進する〈STOP ROKKASHO〉への参加でも知られる群馬のラッパーが、待望のアルバム・デビューを果たした。SHING02の影響を感じさせる几帳面なフロウは精緻な自作トラックにオンビートでハマるものだが、WOODBLUEが幻想的な展開を仕掛けた“ナクサカナ”、Q-ILLとのジャジーな“色を忘れたカメレオン”、タカツキがふらりと駆けつけた“心呼吸”などでは適度なヴァリエーションも器用に披露していて飽きさせない。件のSHING02もVector Omega名義で“Paradigm Shift”と“マホロバ”を手掛けているけど、彼のアルバムを待ちわびる信者ですら、これを機会にあっさり転向してしまうかもよ。それほどの21曲62分。随所で蠢く深海ダブもドープ!」
ライター: 出嶌 孝次 (BOUNCE)